こんにちは、幡ヶ谷・初台のパーソナル整体院「トータルボディケアGAIA (ガイア)」です。
「運動しながら健康的に痩せたい!」と思った時、
さてどんな運動をすれば健康的で効率良く痩せられるのでしょうか?
「ダイエットに有酸素運動が有効」だというのは、もはや定番ですよね。
ウォーキングやジョギング、エアロバイクやエアロビクスエクササイズなどの運動です。
ではこれらの有酸素運動も、“その強度によって脂肪燃焼の度合いに差が出てくる” という事はご存じですか?
運動のエネルギー代謝のシステムは、主に3つのシステムに大別されます。
1、筋肉に蓄えられてるエネルギー物質を直接使用するシステム
2、筋肉や肝臓に蓄えられているグリコーゲン(糖質)を使用するシステム
3、体脂肪を使用するシステム
この中で、運動に際してどのシステムが適用されるかは、その運動の強度によって選択されます。
よくいわれる無酸素運動というのが、筋肉中のエネルギー物質を直接使用するシステムの事ですが、実は有酸素運動といわれる運動の中には、“糖質を使用するシステム” と、“体脂肪を使用するシステム” が混在しています。
特にジョギングやエアロビクスダンスなどの中には、割と強度が高く糖質が使用される割合を多く含む場合があります。
では優先的に脂肪を使用するシステムが、適用される運動強度とはどのくらいでしょうか?
脂肪を効率よく燃焼するには、おしゃべり出来ちゃうくらいが丁度良いのです!
一般的に言われているのは、心拍数が 1分間に120~130回程度で、呼吸をし続けられる強度とされ、ウチでは、運動中に “ごく軽い会話が出来るくらい” を目安にしています。
するとここで、「え~っ? ジョギングでいっぱい走った方が、エネルギー消費が多いんじゃないの?」という疑問が湧きますよね?
ここに、若干の落とし穴がある訳なんですね~~ (。-`ω-))))ウンウン
そもそも脂肪も糖質も、エネルギー物質の “材料” です。
それ自体が運動エネルギーになる訳ではありません。
これらはエネルギー物質に化学合成されてから使用されます。
その過程で脂肪よりもエネルギー合成の速い糖質は、運動強度によって都合良く適用されるのですが、糖質は脂肪よりも一度の運動で使用できる量が限られているのです! (`・ω・´)b
ですから、糖質を使用するシステムばかりを使っていると(強度の高い有酸素運動の割合が多いと)エネルギーの原料を使い果たしてしまい、身体は新たに糖質を要求します。
原材料の在庫補充ならわざわざ脂肪を化学合成して使うより、手っ取り早く材料その物を調達した方が合理的ですよね?
身体の生体反応も同様に判断します。
すると軽い運動をした場合よりも強く空腹感を覚え、食欲が喚起されます。
筋肉への栄養供給も減ってますから、疲れて運動を中止したくなってしまいます。
ですから糖質を使用するシステムがより多く適用されるということは、体力も付きますし、エネルギー消費も多いのですが、 “脂肪を燃焼する前に、食べ過ぎてしまう可能性も大いに含む!” という落とし穴があるのです。
さて、何故こんなに回りくどい話をだらだらするかと言いますと…、理屈を踏まえた上で運動プランを立てた方が、停滞期への対応が柔軟になりリバウンドしにくいカラダづくりに繋がると考えるからです。
少し長くなってしまいましたので 、この続きはまた次回!⇒ ダイエットのリバウンド防止には…、